日本で継承されている様々な伝統は、町人が、武士が、公家が、それぞれの立場や信仰のもと、生活の中で育み伝えたものです。そして、様々な時代や出来事を経て、折々の場所や季節、風習や風俗の中で、地域ごとの特色を持ち、現代生活の基盤文化となり、日本という国のアイデンティティーの根幹となっています。
春日会はその一部である武家文化の伝統を受け継いでいます。その原点に触れることで、より多くの人々がより良い豊かな日常を送るためのサポートをしています。
私たちが目指したものは、単なる“お教室”としての場ではありません。春日会に集う人々にとって、互いに修練を積むことのできる稽古場としての空間です。「武家文化」という核になる共通のキーワードのもとで、先人が積み重ねてきた文化と精神性を一つ一つ紐解いてゆきながら、少しでも神髄に近いものに触れることを大切にしています。
私どもは会員以外の方々への周知や、武家文化の一端を知っていただくための講演やセミナーを企画したり、外部からの依頼もお受けいたしております。
また、関西大学大学院の修士論文の作成に協力したり、大学院授業に身体運用の教材として協力参加させていただく機会もありました。
このように、様々な切り口で皆様への情報発信を行っています。
武家の節句行事を体験していただくものや、城の攻略に末端の兵士としてどのように参加したのかを実際の城を見学しながら解説する企画などを実施いたしております。
準備中